協議会について

臼杵食文化創造都市推進協議会

臼杵市は、先人が紡いできた多彩な食文化の継承や新たな食文化の創造、そして国内外の都市とのパートナーシップによる創造的な産業の創出に取り組み、地域経済や学術・文化の振興と発展を図ることを目的に、2021年2月に「臼杵食文化創造都市推進協議会」を設立しました。

本協議会は、食関連企業や、料理人、農家、食関連市民団体、教育研究機関など、食文化の振興に携わる関係者で組織し、食文化創造都市推進の基本的な方針や計画の策定、プロジェクトの実施に関することなど、本市食文化の更なる発展を図ります。

組織体制

(1)構成機関・団体

  • 臼杵商工会議所
  • 野津町商工会
  • 大分県農業協同組合南部事業部
  • 大分県漁業協同組合臼杵支店
  • 臼杵市商店街連合会
  • 臼杵市料飲店組合
  • 臼杵市農漁村女性組織連絡協議会
  • 臼杵市食生活改善推進協議会
  • 一般社団法人 臼杵青年会議所
  • 臼杵のほんまもん食材とエネルギー資源の地域循環に関する協議会
  • 一般社団法人 臼杵市観光協会
  • 株式会社 まちづくり臼杵

(2)教育研究機関

  • 大分県立海洋科学高等学校
  • 大分県立臼杵高等学校

(3)有識者

  • 市内味噌・醤油製造業
  • 市内酒造業
  • 飲食業
  • ほんまもん農産物推進ネットワーク
  • 臼杵市市政アドバイザー

(4)行政

  • 臼杵市

加盟までの経過

2020年 8月 「ユネスコ創造都市ネットワーク」について調査開始
12月 「ユネスコ創造都市ネットワーク」へ食文化分野での加盟を目指すことを、中野市長が表明
2021年 1月 「豊かな食の郷土づくり研究会」入会
1月 「創造都市ネットワーク日本(CCNJ)」加盟
2月 「臼杵食文化創造都市推進協議会」設立
5月 「ユネスコ創造都市ネットワーク」新規加盟申請 国内公募申請書提出
6月 「ユネスコ創造都市ネットワーク」国内推薦自治体に承認
6月 ユネスコ本部へ申請書提出
11月 「ユネスコ創造都市ネットワーク」(食文化分野)への加盟認定

臼杵食文化創造都市推進プラン(2022~2024 年度)

 本プランは、臼杵市が持続可能な都市として発展していくために、ユネスコ創造都市ネットワークへの加盟を契機に、これまで以上に、食文化を軸とした本市の産業の振興を図る指針とするものです。

目指す姿

「人も環境も健康のもとで、食を楽しみ、次世代につなぐまち」

ミッション

1.食を支える豊かな環境を守ること

2.食文化を楽しむこと

3.国内外との交流を図ること

目指す姿に向けた取組

1.シビックプライドの醸成

シビックプライドとは「まちに対する市民の誇り」です。単なる郷土愛ではなく、自分自身が関わって地域を良くしていこうとする気持ちを持ってもらえるような取組を進めます。

2.臼杵市の食文化を活用した持続可能なまちづくり

SDGsの取り組みを積極的に行うことで、有機農業や環境保全型漁業を推進したり、発酵・醸造産業の理解を深めていきます。

3.臼杵市の主要な文化資産(他の創造分野)を活用した持続可能なまちづくり

城下町の歴史的建築物や国宝臼杵石仏などを連携して食文化をアピールしていきます。文学や工芸、デザインなど食文化以外の創造分野との交流を積極的に行います。

4.ネットワークの目的を達成することへの寄与

食文化が豊かな都市との国内・国際交流、大学と連携しながら、食文化の研究や促進につなげていきます。また、人材の育成や食文化の振興を図ります。

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