第2回プエブロス・デル・マイス(イタリア/ベルガモ市)に参加しました

臼杵食文化創造都市推進協議会は、9月3日~7日にイタリアのベルガモ市で開催された「第2回プエブロス・デル・マイス(とうもろこしの民族)」に招待され、川口屋別邸久楽の亀井諭料理長を派遣しました。この招待は、昨年本市で開催された「臼杵食文化祭2024」にベルガモ市から料理人を招いたことがきっかけとなり実現しました。

4つの食文化創造都市が参加

本イベントには、臼杵市の他、アメリカのツーソン(アリゾナ州)、サン・アントニオ(テキサス州)、ギリシャのテッサロニキからも料理人が参加し、とうもろこしを使った各地の特色ある料理が披露されました。亀井料理長は大分県の在来品種「もちとうきび」を使用した2品を提供しました。

これらの料理は、現地で手に入る豆腐や白身魚を使用しながら、臼杵から持参したみそ、しょうゆ、カボス胡椒などの調味料と大分県産のもちとうきびを使用して調理することで、臼杵の味を可能な限り再現しました。現地の食通たちからは高い興味と関心をいただき、臼杵の食文化の魅力を大いにアピールすることができました。

料理人同士のコラボレーション

9月6日に行われたコラボディナーイベントでは、各都市の料理人が力を合わせて一つのコースメニューを作り上げました。そこには言葉や文化の違いを超えた料理人同士のリスペクトと、共に良い仕事をしようとする料理人としてのプライドが強く感じられました。今回の事業を通じて、臼杵市の知名度向上が図られただけでなく、同じ食文化創造都市として参加した他都市との交流も深まり、料理人たちは今後の再会を誓い合ってそれぞれの帰路につきました。これらの都市との今後の更なる交流と連携が期待されます。

臼杵食文化創造都市推進協議会は、今後も国内外での活動を通じて、臼杵の豊かな食文化の発信に努めてまいります。

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